いかがお過ごしでしょうか?coです。
ガソリン代がまた上がるそうです!
電車やバスでも移動できて車を使わなくても生活していける都会なら良いのですが、車しか移動手段がないような田舎民は頭が痛いです。
わたしもそうです。
職場には車でしか通えません。
ですので、ガソリン代の値上がりには敏感にならざるを得ません。
そこで今回は
- ガソリンはいつまで上がり続けるの?
- 月々のガソリン代を減らすにはどうしたら良い?
- ガソリンって安いうちに買っておけないの?
などなど、ガソリンの値上がりに対抗する方法をあれこれ調査してみました。
Contents
ガソリンの値上がりはいつまで?
ガソリンは7年ぶりの高値になったということですが、この値上がりは一体いつまで続くのでしょう。
これから北半球が冬に向い、暖房需要が高まるため当分の間続くと思われます。
といっても、北半球の冬が終わると今度は南半球が冬になるので、暖房や冷房の需要はずっと続きそうです...。
少なくとも今週や来週値上がりが止まるってことはないでしょうね。
上がり続けということはないと思いますが、高止まりのままにはなると思います。
週単位という短いスパンではなく、何カ月という単位でガソリンの高値は続くと覚悟をした方がよさそうです。
酷暑や厳冬で暖房設備が完備されている地域がどんどん使ったら、原油不足からの値上がりはまだまだ続きますね。
ガソリン値上がりの理由
そもそも今回のガソリン代値上がりの原因は何だったのでしょうか?
コロナ禍
なんといっても新型コロナウイルスによるところの影響が強いです。
世界的にワクチン接種がすすみ、欧米を中心に景気が回復していて、石油の消費が増えているのです。
その需要の増加が原油価格に影響しています。
ハリケーン
2021年8月に大型のハリケーンがメキシコ湾周辺の石油関連の施設に被害を与えました。
需要が増えているのに施設がまともに機能せず、石油が精製できなければ価格は上昇します。
増産見送り
また、OPECプラス(石油輸出国機構とロシアなど)が追加増産する計画を見送ったことも大きな影響を与えました。
総じて、原油の需要が高まっているのに生産は増えていないということがガソリン値上げの原因となっているようです。
ハリケーン被害を受けた施設の復旧が完了し、通常通り生産が出来るようになり、OPECプラスが増産計画を実行に移せばガソリン価格の値上がりは止まる可能性もあります。
しかし、それにはまだまだ時間が必要のように思えます。
燃費を良くしてガソリン代を減らす方法
ガソリン代の値上がりはどうすることも出来ないとなれば、なんとかガソリン代を減らす方法を考えなければ生活に支障を来してしまいます。
どんな方法があるのか見ていきましょう。
燃費の良い運転
通勤や通学、子供の送り迎えなどどうしても運転をせずにはいられない状況があります。
そんな時には、燃費の良い運転をしてガソリンを使う量を減らしていくことが必要です。
やみくもの運転するのではなく、「燃費をよくする=ガソリン代を減らす」と意識するだけでも効果がありそうです。
燃費を向上させるために運転の時に気を付けるべきポイントをご紹介します。
◆車を軽くする
まず、運転する前に車に余計な物を積んでいないか確認します。
車の重量が重ければ重いほど、燃費は悪くなるので、使うかどうかも分からないのにゴルフバッグを積みっぱなし...なんてことがないよう、要らないものは降ろしましょう。
◆渋滞を避ける
いざ!出発!
の前に目的地までの道で渋滞が起こっていないかも確認しておくとなお良いと思います。
渋滞していると通常より長い時間エンジンをふかしっぱなしということにもなりますし、少し進んで止まる。少し進んで止まる。というのを繰り返すと燃費が非常に悪くなってしまいます。
◆急発進しない
いよいよ出発です。
発進する時には絶対に急加速してはいけません。
アクセルを強く踏むと回転数が上がり、ガソリンの消費量が多くなってしまいます。
AT車ならクリープ現象を利用するとガソリン節約にもつながりますので、クリープ現象で自動的に車が動き出してからアクセルを踏むようにしましょう。
急発進は燃費が悪くなることに加えて、運転マナーとしても周りに危険を及ぼす可能性もありますし、エンジン音がうるさかったりして迷惑をかけることにもなりますのでよく注意しましょう。
◆一定のスピードを保つ
走り出してからは、一定の速度を保つようにします。
アクセルを強く踏んでスピードが出過ぎたと思ってブレーキを踏む。というような運転は燃費にもよくありませんし、何より危険です。
早すぎても遅すぎても燃費は悪くなると言われています。
時速70キロで走るのが最も燃費が良いと言われていますが、街中でそんな速度で走るわけにはいきませんので、交通ルールを守りつつ適切な速度で走りましょう。
◆エンジンブレーキ活用
減速する時や、車を停止する時にはエンジンブレーキを効果的に使いましょう。
エンジンブレーキというのは、アクセルから足を離すとガソリンの供給が止まり自然に減速するという仕組みです。
足を離しても急停車するわけではなく、惰性で動きながらスピードが段々落ちていくのでそれを利用しつつフットブレーキで止まるというようにするとガソリンを節約できます。
車種によっては、エンジンブレーキのききをよくするボタンなんかもあると思うので、特に下り坂などでは上手に使えば燃費向上に役立つかと思います。
◆アイドリングストップ
車を停めた時にはエンジンを切っておきましょう。
最近の車は信号などで停車した時に自動的にアイドリングストップ機能が働きますが、それとは別に、自分でも意識してエンジンを切りましょう。
例えば、ちょっと車を停めて自動販売機でジュースを買う...などのように5秒以上車を停車、駐車するときにはエンジンを止めておいた方がガソリンを節約できるようです。
◆エアコンを使わない
エアコンを使うのもガソリンの消費量を多くします。
もちろん、熱中症になるほど暑い時にエアコンを我慢する必要はありませんが、ちょっと熱いかな?というくらいの季節には窓を開けるなどしてエアコンの使用を控えめにしましょう。
また、車を停めている時にアイドリングをしながらエアコンをかけると、燃費向上によくないことをWでやっていることになるので止めた方がいいですね。
お子様やペットなどを残したまま車を離れずに、一緒に降りた方が危険を回避できますね。
車のメンテナンス
また運転方法に注意して燃費を向上させるほかに、車のメンテナンスをしっかりして燃費を向上させることも出来ます。
というか、燃費が悪くなるのを防ぐといった方がいいでしょうね。
◆空気圧の点検
タイヤの空気圧を適切にすることは燃費を悪化させない大きな条件です。
空気圧が不足しているとタイヤが緩んで道路に接する面積が増え、摩擦が大きくなってしまうのです。
摩擦が大きくなると当然走りが悪くなり、燃費が悪化します。
定期的に点検するようにしたり、高速道路を走る前や、遠距離のドライブをする前などにはガソリンスタンドなどで点検するようにしましょう。
車のドアの内側などに、その車に合った空気圧が書かれたシールが貼ってあると思います。
セルフのガソリンスタンドにも自分で空気圧が測れる機械があります。
簡単に測れるので車の仕組みがよく分かっていない人でも大丈夫ですよ!
(わたしでも自分で測っていますので、誰でも大丈夫(笑))
◆エンジンオイルの交換
エンジンオイルはエンジンをスムーズに動かすための潤滑油です。
エンジンオイルが汚れると効果が十分でなくなり、エンジンの性能が低下します。
半年、または5000キロ走行ごとに交換しましょう。
こちらは自分でするのは少しハードルが高いと思いますので、ディーラーやオートバックスなどでやってもらったらいいと思います。
少しお金はかかりますが、燃費を良くしてガソリン代を安くするため、また車の性能を維持するためにも必要な経費ですよね。
使う量を減らしてガソリン代を減らす方法
また、絶対に車を使わなければならないという状況でないなら、運転の機会自体を減らしたり、運転する距離を短くすることでガソリンの使用量を減らすという方法もあります。
◆自転車を使う
ちょっと近くのコンビニまで...についつい車を使いがちです。
車で3分のコンビニなら自転車なら15分くらい?
それぐらいならなんとか行けそうですよね?
最近は電動アシスト付き自転車もありますし。
自転車で行くのが面倒...じゃあ、コンビニに行くのもやめておくかってなれば、お買い物代も節約できて一石二鳥です(笑)
◆電車・バスを使う
自転車では無理な距離なら、公共交通機関を使うという手もあります。
といっても、これは交通網が整備されている地域限定です。
わたしの住んでいる所なんて、バス停まで車じゃないといけない。って感じなので、ちょっとこの方法は無理かな?と思います。
◆便乗する
また、何人かで出かけるならそれぞれが自分の車を使ったりせず、何人かでまとめて車の台数を減らしてもいいかと思います。
もちろん、ガソリン代は人数割りをして、車を出してくれた人にはお礼をあげるなり、ガソリン代を免除するなり何かメリットがあるようにする必要はあるかと思いますが。
わたしもよく飲み会のアッシー(なんて今はいいませんか?(笑))をして、お礼にケーキをおごってもらったりしていました。
◆最短ルートでいく
また、知らないところに行く時は特にですが、前もって最短ルートを調べておいてその道を通るようにすると距離が短いので自然とガソリンの使用量も減ります。
まあ、ドライブが目的の場合はそれだと楽しみが半減してしまいますので、あくまでも車を移動の手段として使う場合限定です。
安く給油してガソリン代を減らす方法
どんなに燃費を向上させても、運転の機会を減らしてもガソリンがなくなったら給油をしなければなりません。
そんな時には少しでもガソリン代を安くする方法を用いましょう。
◆セルフスタンドを利用する
同じ地域内のガソリンスタンドだと、どこでも大して価格に差はないと思います。
ですが!セルフスタンドと従来の店員さんが入れてくれるスタンドを比べると、セルフの方が断然安いと思います。
窓を拭いてもらったり、ごみを捨ててもらったりというようなサービスは受けられませんが、ガソリン代節約のためには致し方ありません。
わたしは、ちょっと変な恰好をしていたり、お金があまりないからちょっとしか入れられなかったり...というような場合セルフでよかったと思いながら利用しています(笑)
◆カードを使う
ガソリンを入れる際、現金で入れるよりカードを使う方が絶対的にお得です。
カードと言っても色々ありますね。
- プリペイドカード毎回同じガソリンスタンドに行くなら作っておいて損はないと思います。通常価格より2~3円ほどはやすくなっているんじゃないでしょうか?
- クレジットカード
カードを使うとポイントが貯まるのでどこのカードでも同じようにお得です。その中でもガソリン会社が発行しているカードは、毎回給油時にいくらかずつ値引きされるのでさらにお得になります。 - ポイントカードガソリンスタンドによっては、カードで給油したうえに楽天やPontaポイントが付与される会社もあります。クレジットカードで払ってカード会社からのポイントをゲットし、さらに楽天ポイントももらえて二重取りが出来るというものです。
わたしは出光のカードを作りました。
カードを発行した月から2ヶ月だったか(うろ覚えですが)は5円くらい割引がありましたし、通常でも2円安くなります。
そして、楽天ポイントも付与されるのでなかなかラッキーだなと思いつつ使っています。
◆安い場所で給油する
また、ガソリンは都道府県によって価格が違っていたりします。
こちらの↓サイトで確認できますよ!
わざわざ遠いところまで給油に行っていたら意味はないですが、会社が隣の県で、そっちの方がガソリン代が安いなんてことが分かったら会社の近くで入れて帰った方がお得ですよね。
また、県をまたぐドライブに行った時には安い県でいれるようにしたら少しは節約になります。
◆安い日に入れる
ガソリンが安い日、高い日があるのはご存じでしたか?
よく、ガソリンスタンドの店頭に「週末は特売日!」なんてのぼりが立っているのを見かけます。
平日より週末の方がお安いスタンドは多くあります。
やはり、週末は遠出することもあるし、週末だけ運転をする人も多いのでかき入れ時になるんですね。
そして、月曜日には元の値段に戻すという流れはどの地域でも共通なようです。
ですので、ガソリンを入れるなら週末が狙い目!
月曜日は避けるべき!
と覚えておくとよいでしょう。
ガソリンの買いだめは出来るのか?
ガソリン代が上がるなら、上がる前に買っておいて保管しておけばいいのでは?
そんな方法を思いつく方もいらっしゃるかもしれません。
その方法は実行できるのでしょうか?
出来るならやりたいのですが、ちょっとハードルは高そうです。
ガソリンの購入について
まずはガソリンをどうやって購入するかから見ていきましょう。
◆ガソリンの購入方法
2013年に京都府で起きた花火大会での爆発事故を受けて、ガソリンの購入が厳しくなりました。
- 身分証の確認
- 使用目的の問いかけ
この2点が行われることになりました。
さらに、2019年に同じく京都府で起きた京都アニメーションの放火殺人事件を受け、問いかけだけでなく、販売記録を作成することになりました。
2つの質問事項の答えを用紙に記入することが義務付けられました。
あんな恐ろしい事件があったんだから厳しくなって当然ですよね!
また、セルフスタンドで購入する際にも自分で容器に入れるのではなく、ガソリンスタンドの従業員が行わなくてはなりません。
2つの質問なしでは購入は出来ないのですから、勝手に入れることは出来ませんよね。
質問の答えを記入し、その後従業員の方が携行缶に入れてくれるという流れになるでしょう。
セルフスタンドで勝手にガソリンを容器に入れるのは、絶対禁止です。
◆ガソリンの容器
ガソリンを購入して保管する場合、容器がちゃんと決まっています。
消防法で定められた携行缶に入れなければいけません。
灯油などを入れるポリタンクに入れて買ったり保管したりは出来ません。
ガソリンの保管について
では、なんとか条件をクリアして買って帰ったガソリンはどうやって保管したらよいのでしょう。
◆ガソリンの保管場所
ガソリンはふたを開けた時にガソリンや可燃性蒸気が噴出する恐れがあるため、保管には十分な注意が必要です。
保管場所として適しているのは下記のような場所です。
- 直射日光の当たらない場所
- 温度が高くならない場所
- 日陰
- 風通しの良い場所
- 周りに火の気がない場所
◆ガソリンの取り扱いの注意点
保管する時だけでなく、携行缶のふたを開ける時にも充分な注意が必要です。
ガソリンや可燃性蒸気の噴出防止のため、少しずつエア抜きをしなければなりません。
携行缶の外側が熱くなっている場合などは内部が高温になっていることが考えられるので、絶対にふたを開けず、風通しの良い日陰などに移動し温度を下げることが第一です。
◆ガソリンの保管期間
ガソリンの価格が上がる前に買いだめをしておいたとして、いつまで保管できるのかが気になります。
条件の良い場所で保管したとして、保管できる限度は6ヶ月程度だそうです。
劣化したガソリンではエンジンがかからなかったり、車の内部の破損を引き起こしたりするので使ってはいけません。
劣化したガソリンは粘っこくドロドロになって、悪臭を放つそうです。
もし、6ヶ月いないだったとしても状態がおかしかったら使わない方がいいです。
ガソリン代を減らすつもりでガソリンを買いだめておいたのに、そのガソリンを使ったせいで車が故障して修理代が高くついたのでは何をしているのか分かりませんよね。
そう考えると、ガソリン代を減らすことを目的にガソリンを買いだめするのは賢い方法とは言えません。
やめておいた方がいいですね。
ガソリンの値上がりはいつまで続く?月のガソリン代を減らす方法は?まとめ
では、ここまでの内容をまとめておきます。
ガソリンの値上がりはいつまで続く?
⇒ 当分の間続きそう
⇒ 明確な終わりは見えてきていない
ガソリン代を減らす方法
⇒ 燃費を向上させる
⇒ 使用量を減らす
⇒ 安く給油する
ガソリンの買いだめは出来る?
⇒ できなくはないがやめておいた方が無難
わたしも仕事にも買い物など生活全般に車がなければやっていけません。
ガソリン代の値上がりはイタイです。
職場は片道25キロ。
自転車でいける距離ではありません...。
早く下がることを祈るしかないですね~。
石油王お願い!!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
では、また。
ごきげんよう。