いかがお過ごしでしょうか?coです。
信じられない!!
あり得ない!!
熱戦が続く東京オリンピックですが、こともあろうにせっかく手にした金メダルを赤の他人い噛まれた方が!!
気の毒すぎて言葉も出ません!!
河村たかし名古屋市長が噛んだ後藤希友選手のメダルがどうなっているのかめちゃくちゃ気になります!
SNS上では交換してあげて!!という声も多くあるようです。
そこで今回はオリンピックの金メダルは
- 噛んだら歯形が付くのか?
- 汚れたり傷が付いたら交換してもらえるのか?
について調査してみたいと思います。
Contents
オリンピック金メダルに歯形は付く?
噛んだ金メダルってどうなるんでしょう?
今回のように他人に噛まれた場合も気になりますが、結構金メダルというかメダルってもらったら噛むパフォーマンスがつきものになってますよね?
あれって、本気で噛んだら歯形が付くのか気になりませんか?
ということで早速調べていきましょう。
結論から言うと、金メダルは噛んでも歯形は付きません。
どっちかっていうと心配しないといけないのは歯の方です。
その理由をご紹介していきますよ~。
金メダルの素材
まず、歯形が付くかどうかに大きく関係するのはその素材です。
金メダルだけに金で作られているの?と思いますが、そうではありません。
今回の金メダルの素材は
純銀に6g以上の金メッキ だそうです。
そして驚いたことに今回の東京2020オリンピック・パラリンピックのメダルはリサイクルされた資源から出来ているのです!!
SDGsですね~!
回収された携帯電話やパソコンなどを分解し、必要な資源を再利用するという『都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト』という取り組みによって作られたものだそうです。
そんなプロジェクトが進行しているなんて全く知りませんでした。
もしも金メダルが純金で出来ていたら、噛んだら歯形は付きます。
金や銀はとても柔らかい金属だからです。
金が本物かどうか見極めるのに噛んでみて歯形が付くかどうか確かめることもあるんだとか。
金メダルを作る時には、銀をメダルの金型にセットしてプレス機というもので数十トンの圧力をかけます。
そうすることで金が締まり、かなりの硬さになるそうです。
そしてさらにその上に金メッキでコーティングを施すのでさらに強度が増します。
ですので、かなりの硬さがあり、軽く噛んだだけでは歯形は付かないそうです。
かなりの力で噛んだら...歯の心配をしないといけない状況になりそうです。
あの市長も、ガツッと音がするくらいの勢いで噛んでましたけど、歯形の心配はしなくてもよさそうです。
オリンピック金メダルは交換できる?
2021年8月12日追記
オリンピック組織委員会が金メダルを交換する方向で動き始めたみたいです!
今回だけの特例だとは思いますが良かったですね!
あの噛まれたオリンピックの金メダルって、交換はしてもらえるんでしょうか?
答えは...NO!
噛まれたからという理由では交換は出来ないようです。
東京2020オリンピック・パラリンピック組織委員会が2021年8月5日に明らかにしました。
製造上の品質や状態に問題があった場合は無償で交換してもらえますが、それ以外は無理なようです。
今回のように恐らく歯形もついておらず、ただ唾液がついて不潔になったというような場合は無理ということですね。
ちょっと書いていてうげってなりました。
赤の他人のおっさん(失礼)の唾液なんて、いくら消毒しても気持ち悪くて仕方ないですよね...。
なんとか新しいものに交換してあげられないものか。
今回のメダルは金・銀・銅合わせて約5000個製作されたそうです。
何かあった時(例えば同率1位が二人とか)のために少しくらい余分に作られているはずですよね?
それはオリンピック終了後どうなるんでしょう?
どこかの倉庫に眠るとか、解体というかとかしてさらに再利用とかいうのだったら後藤選手にあげてほしいです。
オリンピック金メダルを噛む意味は?
他人が本人の断りもなく金メダルを噛むなんて!って憤慨している方が大勢いらっしゃいますが(わたしもその中の一人です)、これって、本人なら別に良いって認識ですよね。
でも、よくよく考えたら金メダルを噛むなんてちょっと変です。
トロフィーや優勝旗は噛んだりはしませんよね。
なんでメダルだけ噛む姿に抵抗がないのでしょうか?
メダルを噛む理由
諸説あるそうなのですが、昔は「純金かどうか確かめるため」に噛んでいたのでは?と言われています。
1912年のストックホルム大会まではメダルは純金だったそうです。
前の項にも書きましたが、金は柔らかいので歯形が付くため噛んで歯形が付くかどうかで純金かどうかが分かります。
ですが、現在ではもう歯形が付くような柔らかさではないので噛んでも意味はありません。
最近では、カメラマンからのリクエストで噛むこともあるそうです。
「メダリストが自分のメダルを噛むポーズ」を取るために噛むということになりますね。
メダリストの顔の近くに持ってきてそれをちょっとおどけた表情で噛んでいる写真というのはメダルを取れた喜びがあふれているだろうし、見ている人もほっこりしますよね。
メダルを始めて噛んだのは?
こちらも諸説ありますが、オリンピックに関していうならば1988年のソウル五輪が最初です。
競泳男子200メートル自由形のアームストロング選手が金メダルをかじりました。
オーストラリア人だそうです。
母国での評判はどうだったのでしょうか?
「本物の金か確かめたかった」という理由と言われていますが、真相は不明です。
日本人では、1996年のアトランタ五輪柔道の中村兼三選手が最初だそうです。
カメラマンからのリクエストに応えたのが始まりです。
勝利をかみしめるという意味を含んだ仕草だそうです。
結局、カメラマン発信なんでしょうか(笑)
その後、2000年のシドニー五輪の女子マラソン高橋尚子選手のQちゃんスマイルとともにこのポーズはメダリストに定番となりました。
わたしはてっきり、高橋尚子選手始まりかと思っていました。
他の人のはあんまり思い出せませんが、高橋選手のは今でもはっきり思い出せます。
スポーツに疎いわたしでも覚えてるくらいなので、かなり流行ったんじゃないかなぁと思います。
オリンピック金メダルの価値は?
ちょーーーっと下世話な話で申し訳ないのですが、オリンピックの金メダルの価値っていかほどなんでしょう?
ちょっと気になってしまったので調べてみました。
金メダルの値段
まずは、モノとしての金メダル自体のお値段です。
金メダルの重さは556g
そのうち純銀が550g、金メッキの金が6g
2021年8月7日現在
金...7,066円/1g
銀...101.42円/1g
金メダル...98,177円
金属としての価値は10万円にも満たないものです。
もし、誰かが後藤選手に金メダルをプレゼントしよう!と署名を始めたら1時間もあれば達成してしまうような金額です。
まあ、勝手に作った金メダルに価値があるのかっていう話ですけど。
金メダルの付加価値
もう一つは、物質的な価値ではなく、金メダルを獲得したことによって生じる付加価値です。
これは、メダリストじゃないと味わうことは出来ません。
メダリストにはオリンピック委員会から報奨金が与えられます。
東京2020オリンピックでは金メダル1個につき500万円だそうです。
その他にも通常、所属団体や連盟、スポンサーからも報奨金が出ます。
競技やスポンサーの数によって選手が得る金額はピンからキリまでということになりますが、全くもらえないメダリストはいないでしょうね。
そして、オリンピックの金メダリストというステータスを手に入れます。
他にも世界選手権やワールドカップなど色々大会はありますが、オリンピックのメダリストという称号はかなりの重みがあると聞いた事があります。
金メダリストとなるとなおさらですね。
講演やテレビ解説、執筆活動をする人もいるでしょうし、スポーツキャスターや監督として第2の人生を始める人もいます。
その後の人生でお金に困ることはなさそうです。
そのくらい高い価値があるのがオリンピックの金メダルです。
金メダルは噛んだら歯形が付く?汚れたり傷が付いたら交換できるのか調査!まとめ
ではここまでの内容をまとめておきます。
オリンピックの金メダル
⇒ 噛んでも歯形は付かない
⇒ 製造上の問題がある場合だけ交換できる
メダルを貰った人だから、噛むっていうパフォーマンスが活きてくるのであって、表敬訪問された人が噛んでも何の意味もないですよね。
まさか噛まれるなんて思っていなかっただろうなぁ。と本当に気の毒です。
今なんてコロナの感染拡大が急速に加速しているのに、マスクを取って唾液をつけたものを拭きもせずにそのまま返す...コロナ的な観点から考えてもあり得ない!
本当に何とかしてあげられないものだろうか...。
ちなみに歯形か歯型かでちょっと迷いましたが、ちょーーっとだけ意味が違うみたいです。
いや、どうでもいいことなんですが、ちょっと気になったので...。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
では、また。
ごきげんよう。