いかがお過ごしでしょうか?coです。
デュアラーと呼ばれる方々をご存じでしょうか?
2拠点生活(デュアルライフ)を送る人たちの事だそうです。
(シノラーが思い浮かんだことは内緒...古い!)
都会に本拠地を置き、週末だけ地方で暮らすという2か所に拠点を持つという生活です。
新型コロナウイルスの影響でリモートワークで仕事が出来るようになった方々が、こういった生活をするパターンが増えているそうです。
なんか、恰好いい!楽しそう!流行にノってる!とデュアラーになることをおススメするニュースをよく見ます。
でも!いいことばっかりのわけがない!
やっぱり、デメリットも知ったうえで始めないと!
という訳で、今回はデュアラー
- デュアラーのデメリットは?
- コロナ禍だからこその注意点は?
について徹底調査してみたいと思います。
Contents
デュアラー・メリット
ではでは早速、デュアラーのデメリットを見ていきましょう!
(なんだかめちゃくちゃ後ろ向きな記事ですね(笑))
たくさんの方が現在進行形で実践していらっしゃるので、色々と生の声が拾えました!
費用面
これが一番最初に思いつきますよね。
生活費
当然ながら家を2軒、生活できるように維持するわけですから言ってみれば2世帯分の費用を一人で賄うことになります。
しかも家賃だけでなく、家財道具も必要ですよね?
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- ベッド
- テレビ
- 調理器具
- 電子レンジ
- 掃除機 等々
まあ、家具付きの物件を借りるなら良いのですが、そうすると家賃が高めになりますよね。
それから、光熱費や水道代も2倍です。
そして、意外と気づかないかもしれませんが、NHKの受信料も2倍です。
田舎ではリゾートマンションがおススメされたりしますが、本拠地の都会では賃貸マンション、田舎のリゾートマンションとなると、管理費も2倍必要ですよね。
あと、都会にあるのかどうか分かりませんが、町内会費?自治会費?みたいなものがあればそれも2倍です。
交通費
それから、同じく費用面でいうと交通費も大きな問題です。
実際にデュアラーの方の経験談によると、思っていた以上に交通費がかかるそうです。
行き来する回数にもよるのでしょうが、デュアラーになろう!と決める前に、どういう交通手段を使うかもよく考えた方がよさそうです。
また、田舎の場合、生活における移動手段が自動車というパターンが多いです。
車検や整備などの維持費、ガソリン代も必要です。
緊急事態
実際の体験談に出会うまでは気付かなかったのですが、何か緊急事態が起こった場合、対応が大変なようです。
例えば、普段はリモートワークで仕事をしているけれど、不測の事態が起こってどうしても直接得意先に出向かないといけない。とか、製品の動作を実際手に取って確認しないといけない。
というようなことが起こった時、本拠地に行けば1時間以内で対応できるところ、本拠地でない方にいたとしたら3時間とか4時間とか必要になってしまいます。
もしかしたら、その対応の遅さで得意先からの信用を無くしてしまうかもしれません。
また、家族が体調を崩してもすぐに病院に付き添ってあげるとか、例えば手術の同意書へのサインが必要とかいうような重大事案に即座に対応できないといったことがあるかもしれません。
娯楽
田舎の大自然を求めて拠点を探したんだから、娯楽なんていらないって思うかもしれませんが、都会の暮らしに慣れた方からしたら、地方の娯楽のなさは想像を絶するかもしれません。
しかも、閉店時間が早いです。
ちょっと息抜きに飲みに...と思ってもお店が閉まっていて却ってストレスがたまったりするかもしれません。
その他
デメリットというほどでもないのですが、こまごまとした不便さを色々感じることもあるみたいです。
銀行
田舎は銀行が少ないです。
メジャーな銀行だから大丈夫。と思っていたら大間違いです。
地方には超メジャーな銀行の支店なんてないんです。
オンラインやATMがあるから大丈夫。と思われるかもしれませんが、どうしても振込用紙で支払わなければならない場合や、印鑑や通帳を紛失して店頭での手続きが必要な場合はかなり不便です。
どこにでも必ずある、ゆうちょ銀行が一番かもしれません。
タクシー
終電の時間を過ぎたらタクシーで買えればいいや。って思っても駅前でタクシーはつかまりません。
タクシー会社に電話をして呼ばないとダメなんです。
タクシーの配車アプリが対応しているかどうかも怪しいです。
ゴミ出し
ゴミ出しのルールは市町村によって違うので、覚えるまでかなり大変かもしれません。
というか、覚えられないかも。
ちょっとしたことですが、毎日の事となるとストレスを感じてしまいそうです。
郵便物
郵便物をどちらに届くようにしてもらうかもちょっと頭を悩ませるようです。
思ったより、田舎に長くいたために本拠地に来ていた郵便物を見られなかった。などというトラブルが起こりえますね。
テレビ
ものすごくしょーもないことなんですが、テレビの番組って地方によって違ったりしますよね。
地方ではやってない番組があったり、放送時間が違っていたり。
というか共同アンテナじゃないと映らなかったりして、チャンネル数がものすごく少なかったりしますよね。
めちゃくちゃ細かいですが、テレビを見る時間が長い方はここのチェックも重要ですね。
デュアラー・コロナ禍の注意点
新型コロナウイルスの影響で、リモートワークがメジャーになり、どこででも仕事が出来るからデュアルライフを楽しもう!と思って始めたのに、さらにコロナの影響でそのデュアルライフが危うくなる場合もあります。
それは、コロナの感染拡大によって本拠地と田舎の行き来がし辛くなるということです。
コロナの影響でデュアラーになった方は、その可能性は低いかもしれませんが、コロナ前からデュアラーだった方は、本拠地に緊急事態宣言が出たような場合は厳しいものがありますね。
緊急事態宣言とまではいかなくても、本拠地の近くで大規模クラスターが発生したような場合、車のナンバーがその地名だったというだけでちょっと移動がしにくくなったりすることがあるようです。
田舎って特に、よそ者へのチェックが厳しいので、もしかしたら風あたりが強く感じることも出てくるかもしれません。
そういうことを避けるために行き来をやめて本拠地にとどまった場合、一体何のためのデュアルライフだということになってしまってとても残念です。
そして、本拠地に思っていた以上に長くとどまることになってしまった場合、田舎の家が心配ですよね。
すぐに来るつもりで買って置いていた食料の賞味期限が切れたり、観葉植物が枯れてしまったり、はたまた、ごみが腐っていたり...。
コロナの影響で始めたことがコロナの影響でダメになるというのは、なんとも悲しい話です。
デュアラーのデメリットは?コロナ禍のデュアルライフの注意点とは?まとめ
では、ここまでの内容をまとめておきましょう!
デュアラーのデメリット
⇒ 費用がかかる
⇒ 距離による問題が起こる
⇒ 都会と田舎の差異によるこまごまとした問題がある
コロナ禍での注意点
⇒ 感染状況によっては行き来が出来なくなる
今回は、ひたすらデメリットばかりを書き連ねた、すごい根性悪な記事になりました(笑)
もちろん、それを補って余りある魅力があるのでデュアラーは増加しているのだと思います。
デメリットを覚悟のうえでデュアラーになるのと、良い面だけしか知らずになるのとではその後に大きな違いが出てくると思いましたので敢えてデメリットだけを挙げてみました。
都会に住んでいたこともあるので、都会の便利さも分かります。
今は超ド田舎に住んでいるので田舎の良さも分かります。
ん~。
どちらの場所でも、デュアルライフでもお金がないとあまり楽しめないですよね。
結局は、経済力次第でしょうか。
世の中金か?(笑)
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
では、また。
ごきげんよう。