いかがお過ごしでしょうか?coです。
新型コロナウイルスの猛威が止まりません。
感染者数も、重症者数も、死者数もこれまでで一番ひどい状態です。
2021年4月25日から東京、大阪、兵庫、京都、福岡、愛知の6都府県を対象に3回目の緊急事態宣言を出しましたが、今回、範囲が拡大し、北海道、岡山県、広島県も加わります。
この記事では、2回目となる緊急事態宣言が出された岡山県にスポットを当てて今後どのような生活になっていくか見ていきたいと思います。
Contents
緊急事態宣言・岡山はいつまで?
岡山県に出された緊急事態宣言の期間は
2021年5月16日(日)から5月31日(月)までの2週間です。
期間延長はある?
恐らく期間の延長がされると思います。
これまでもそうでしたよね...。
1回目の緊急事態宣言は2020年4月7日から5月6日の予定で7都道府県に発出されました。
しかし、結局全都道府県を対象に5月25日までと大幅に規模も期間も延長されました。
次に2回目は首都圏を対象に2021年1月8日から始まりましたが、これもまた対象都府県が増え、期間も2度延長され3月21日に解除されました。
そして、現在3回目の緊急事態宣言下なのですが、6都府県で4月25日から5月11日までの予定だったのがまず期間が延長され、その後3道県が追加され期間も5月31日までとなりました。
という具合に、当初の予定通りで終わったことがないのです。
見込みが甘いとしか思えません。
3回目の宣言も2週間では効果が出ず延長になっているので、岡山に関しても2週間では効果が出ず、さらに1~2週間延長になるんじゃないかと思っています。
緊急事態宣言・1回目との違いは?
岡山県に関しては今回が2回目の緊急事態宣言となるわけですが、その取組みは前回の1回目のものと比べてどうなのでしょうか?
どういった違いがあるのか見ていきたいと思います。
学校
お子さんがいらっしゃるご家庭で一番気になるのは学校ではないかと思います。
勉強の進み具合などもですが、もし休校ならそれに合わせて親御さんが仕事を休まなければならないとか、昼食の用意が必要になるとか子供さんだけではなく家族全体の問題になりますよね。
1回目 ⇒ 臨時休校
2回目 ⇒ 授業継続
基本的には休校にはなりません。
ただ、感染者が出て学級閉鎖となった場合になど、通常の授業が出来ない場合はオンライン授業に切り替えることも検討されます。
また、高校生の場合が多いかと思いますが、通学に電車やバスなどの公共交通機関を使い大勢の人と接触があるような場合には時差通学が推奨されます。
そして、残念ながら郊外での学校行事などは延期が中止となります。
5月といえば、泊りがけの校外学習なんかが予定されていたところもあるのではないでしょうか?
延期だったらまだましで中止になることもあり得るんですねぇ...。
それから5月に運動会を行う学校も多いかと思いますが、おそらく全校生徒一斉にとかではなく、学年ごとにとか接触する可能性のある競技は中止といった措置が取られるのではないかと思います。
部活動
部活動は原則として活動は出来ません。
公式大会やコンクールが控えている部に関してのみ活動が許されます。
しかも平日は2時間、休日は3時間程度の時間制限付きです。
練習は校内のみで行い、極力声を出すことは控えなければなりません。
もちろん、練習試合や合宿はご法度です。
3年生とか最後の部活動精一杯やらせてあげたいけど...。
保育園
保育園や定こども園、市立幼稚園も原則開園されます。
特に小さいお子さんがいらっしゃる方は、仕事を休む確率が上がるのでほっとされた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
個別にお子さんを休ませた場合には、保育料の日割りでの払い戻しが行われるそうです。
飲食店
続いて、誰もが関りが深いと思われる飲食店はどうなるのでしょうか?
1回目 ⇒ 営業時間を20時までに短縮
2回目 ⇒ 休業要請
◆酒を提供&持込みOKな店
◆カラオケのある店
⇒ 営業時間を20時までに短縮
◆上記以外(宅配・テイクアウトは除外)
要請に従ったお店には協力金が支払われます。
- 中小企業 ⇒ 4万円から10万円/日
- 大企業 ⇒ 売上の減少額に応じて20万円まで/日
百貨店・ショッピングセンター
百貨店や大規模なショッピングセンターなどはどうでしょうか?
1回目 ⇒ 休業要請(生活必需品を除く)
2回目 ⇒ 平日:営業時間を20時までに短縮
土日祝日:(1万平方メートルを超える施設のみ)休業
生活必需品は除かれると思いますが、土日祝日の休業は厳しいです。
平日は働いているから休みの日にしか買い物に行けないという方も多いかと思いますので、お店側だけでなく、消費者も困りますね。
イベント
これまでにクラスターなども多く発生しているイベントについてはどうでしょうか?
1回目 ⇒ 開催自粛・中止
2回目 ⇒ 開催は20時まで→21時までに変更
参加者の上限は5,000人
収容人数は50%
ライブなどは終了時刻に制限が出来るなら、開催時刻が前倒しされるかもしれません。
チケットの払い戻しなども発生するかもしれませんので、何かイベントに行く予定を立てていた方は主催者からのメールやHPでのお知らせに注意しておかないといけませんね。
緊急事態宣言・効果はあるのか?
岡山県に2回目の緊急事態宣言が出されたわけですが、効果はあるのでしょうか?
わたしは3回緊急事態宣言が出された関西圏に住んでいますが、正直言って効果は回を追うごとに薄れてきていると思います。
コロナ慣れ
所謂コロナ慣れというやつです。
コロナ慣れについてはこちら↓
第1回目はやはり、初めての経験ということでかなり緊迫感が漂っていました。
2回目も少しは身が引き締まる感じはあったと思います。
3回目となると、もうきちんと緊急事態宣言下と心掛けて行動している人とそうでない人との差がはっきりしてきてしまっています。
わたしの職場がまさにそれです。
一度陽性者が出て痛い目を見てるはずなのに、全く緊急事態宣言下だということを意識していない人が多いんです。
平気で打ち合わせに出かけるし、他県からの来客もあります。
同じく緊急事態宣言が出ている都道府県であったり、緊急事態宣言は出ていないが、感染者が増加している地域であったり...。
1回目、2回目の時はお客さんは極力来ないようにアナウンスをして、どうしても仕方がないよう時の時のみにしていました。
また、昭和みたいな感覚の職場なのでお客さんが来るとお茶を出していたんですが、緊急事態宣言下ではそれも辞めていました。
ですが、3回目となった今ではコロナ前と同じようにお茶を出すし、パーテーションのない来客用テーブルで対面で会話もしています。
今までで一番感染者が多く、変異株は感染力が強いと報道されているのに...。
お客さんが使った湯飲みを洗うのがすごく嫌です。
別にその人が感染しているという訳ではないにしても、机やいすの消毒よりも唾液に接してしまうリスクが高いですよね。
わたしの職場が特に倫理観とか危機意識の低い人の集まりの低俗な職場なのかもしれませんが(笑)
というか、そうであってほしいです。
すべての企業がこんな緩み切った対策しかとっていないなら、感染者が減ることはないと思ってしまうので。
岡山県の方々にとっては、2回目の緊急事態宣言ですが、どういう感じになるんでしょうか?
3回目の我々とは同じ感覚になってほしくないです。
他府県への流出
最近になって岡山県や広島県の感染者が急増したことによって、2回目の緊急事態宣言が出されました。
その理由の一つに、ゴールデンウイークの間に緊急事態宣言が出されていた隣県の兵庫県や大阪府など近畿圏から岡山県、広島県に人の流れがあったからということが考えられます。
SNSなどで岡山県などの人から他府県ナンバーの車を多く見たというものを見かけます。
緊急事態宣言が出ているから、自分の地域内で遊んでいるのが見つかるとヤバい。
緊急事態宣言の出ていない地域に行けばよい。などと身勝手な考えで人が関西圏からも気軽に行ける、中国地方に流れたのではないかと思います。
そうなると、今度は岡山県や広島県から気軽に行ける地域、山口県や鳥取県、島根県、それに四国地方に人が流れるかもしれません。
緊急事態宣言が出た地域だけの感染者が減っても意味がないですよね。
第1回目のように全都道府県に緊急事態宣言を出さない限り、効果は期待できないように思います。
岡山県内施設の休業状況
岡山県内の主な施設で休館・休園・休止となっている、または予定している施設が数多くあります。
期間は5月31日(日)までの予定ですが、緊急事態宣言の延長があればそれに合わせることになりそうですね。
- 大原美術館
- 池田動物園
- 県立美術館
- コンベックス岡山
- 岡山国際交流センター(パスポート窓口や電話などでの相談業務は継続)
- 吉備高原都市センター区広場
- 自然保護センター
- 天神山文化プラザ
- 犬養木堂記念館
- 岡崎嘉平太記念館
- おかやま旧日銀ホール
- 岡山武道館
- 津山総合体育館
- 津山東体育館
- 備前テニスセンター
- 津山陸上競技場
- 笠岡陸上競技場
- 県立青少年農林文化センター三徳園
- 岡山後楽園
- 県立森林公園
- 倉敷スポーツ公園
- 生涯学習センター
- 県立図書館
- 旧閑谷学校
- 渋川青年の家
- 県立博物館
- 古代吉備文化財センター
- 県クレー射撃場
- まきばの館
- 遺跡&スポーツミュージアム
- 岡山空港ターミナルビル展望デッキ閉鎖
- 半田山植物園
- 岡山西部総合公園(岡山ドーム含む)
- 岡山場天守閣
- たけべ八幡温泉
- 岡山市ももたろう観光センター
- 半田山植物園
- 日応寺自然の森公園
- 百間川緑地
- 政田サッカー場
- 瀬戸町総合運動公園
- 西大寺緑花公園
- 西大寺武道館
- 岡山市民屋内温水プール
- 浦安総合公園
- 牟佐スポーツ広場
- 足守プラザ
緊急事態宣言・岡山はいつまで?学校はどうなるか、1回目との違いも調査!まとめ
これまでに発表されている岡山県の2回目の緊急事態宣言による影響をまとめてみました。
緊急事態宣言の期間
⇒ 2021年5月16日(日)~5月31日(月)
1回目の要請内容との違い
⇒ 1回目:休校・休業・中止などが多かった
⇒ 2回目:授業継続・時短要請・規模縮小など、休業要請は一部店舗のみ
店舗や施設などの経営者の方々に苦労を強いて、効果がなければ何をやっているのか分かりませんよね。
ダラダラとその場しのぎのようなことをやらず、一旦少し厳しい方法をとってでも封じこめることを考えないと今後どんどんまずい状況になりそうな気がします。
オリンピックとかやってる場合じゃないと思うんですけど。
なんで、ド素人でも考えられるようなことを専門家だらけなのに考えつかないんだろうかと思ってしまいます。
というか、考えついているけれど色んな利権が絡んで表に出せないだけなんでしょうか?
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
では、また。
ごきげんよう。