いかがお過ごしでしょうか?coです。
日本人の夫婦がニューヨークを訪れ、新型コロナウイルスワクチンを接種したというニュースを見ました。
え!!!
アメリカでワクチン打てるん?
てか、そもそも海外旅行って言ってもよかったん?!と驚いてしまいました。
普通にインタビューも受け、堂々としているということはもぐりの怪しげな行為をしているという訳ではないんですよね。
なんかテレビの画面にはアメリカ人じゃないっぽいよね?という人もチラホラ写っているような...?
日本で全然ワクチン接種が進まない以上、こういう選択肢もありなのか。と目からうろこでした。
そこで、今回は新型コロナウイルスワクチンのアメリカでの接種について、色々と調査してみたいと思います。
Contents
アメリカでのワクチン接種・外国人旅行者もOK?
OKです!
Welcome to New York, your vaccine is waiting for you!
We’ll administer the Johnson & Johnson vaccine at iconic sites across our city. With State authorization, we can get vaccines to tourists and make sure they have a built in souvenir to bring home with them. Let’s get it done! pic.twitter.com/NCqIietY9R
— City of New York (@nycgov) May 6, 2021
ニューヨークではワクチンが待っていてくれるらしいです!!
接種の方法もごく簡単で3ステップだけだそうです。
- 受付で書類記入
- パスポート提示
- 左右どちらに打つか告げる
そしてニューヨーク州だけでなく、少なくとも22の州で観光客へのワクチン接種が行われているのです!
判明した州をご紹介しておきます。
旅行者へのワクチン接種実施州
- ノースダコタ州
- モンタナ州
- カリフォルニア州
- アラバマ州
- アリゾナ州
- フロリダ州
- ネバダ州
アメリカでのワクチン接種・2回目は?
新型コロナウイルスワクチンといえば、間隔を3週間ほどあけて2回打たないとダメと思っているのですが、2回目の接種はどうなるのかと不思議に思っていましたが...
ニューヨークは1回だけの接種でOKなジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製のワクチンを売ってくれるのだそう!
ニュースに出ていた日本人ご夫妻が「感無量」と言っていたのはこういう事だったんですね。
これでワクチン接種が完了して、理論上は新型コロナウイルスの脅威からは逃れられたのが理由だったんですね。
ただ、22の州全部が1回の接種でOKなジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製ではないようです。
少なくともテキサス州は2回の接種が必要なようです。
アメリカでのワクチン接種・費用は?
外国人旅行者がアメリカで新型コロナウイルスワクチンを受けた場合、費用はどうなるのでしょうか?
なんと!!無料です!!
どこまで太っ腹なんだ!!
アメリカ国民と同じく無料だなんて!
ワクチン接種の目的は?
なぜこんなことをするのか?と不思議に思ったんですが、この外国人旅行者に無料でワクチンを打つというのは観光振興策いわゆるワクチンツーリズムの一環なのだそうです。
ワクチンを打つことを目的にアメリカ旅行をして、買い物や観光を楽しんでアメリカにお金を落としてもらうということですね。
その効果は早速出ているようでアメリカの空港利用者が急増し、2021年5月13日には1日で174万人以上で、昨年の3月以来の水準となったそうです。
2回接種タイプのワクチンなら、2度アメリカに訪れるか、3週間滞在してアメリカ観光を楽しむかとなるので、ますますアメリカにお金が落とされますね。
なぜアメリカには大量のワクチンがあるの?
なんで、日本ではまだまだワクチンが足りていないというのに、アメリカにはこんなに大量のワクチンがあるんでしょうか?
ワクチンを開発した会社がほとんどアメリカに本社のある会社だからでは?と思います。
今、日本で承認されたワクチンはファイザー社製。
これはアメリカの会社です。
その他、世界で使用されているモデルナ社も、ジョンソン・エンド・ジョンソン社もアメリカが本社です。
唯一アストラゼネカ社がイギリスの会社となります。
そうなると当然、自国のアメリカ向けに大量に製造されているという訳です。
ワクチン接種のご褒美
大量の在庫を確保しているにも関わらずアメリカでは接種率が50%に達していないのだとか。
なぜなんでしょう?
副反応などを恐れての事でしょうか?
先日インタビューをされていた方は、コロナの影響で失業してしまい、ワクチンを打つには職業を書く必要があるが書けなかったので今まで打てなかったと答えていました。
接種を進めるのならそういった縛りは取っ払ってしまわないとダメですよね。
日本では接種が全く進んでいませんが、同じような問題が起こったりするのでしょうか?
ちょっと心配になるニュースでした。
そんなアメリカではワクチン接種率をあげるためにあの手この手を使っています。
- 地下鉄・バス1週間乗り放題
- 動物園・水族館・植物園入場無料
- 野球観戦チケットプレゼント
- 抽選で5名に100万ドル(約1億1千万円)プレゼント
- 抽選で5名に奨学金
- 100ドル配布
- 狩猟・釣り免許交付
- LLビーンギフト券プレゼント
- ビール1杯プレゼント
- ドーナツ1個プレゼント
- 従業員に100ドルプレゼント
- 1回につき2時間分の給与支給
アパートへの出張サービスなんかもあるそうです。
本来自分を守るためのワクチン接種でご褒美を貰えるって、なんだか訳が分かりませんけど、ラッキーですよね。
アメリカ旅行は出来る?
まだまだ海外渡航はダメなのかと思っていたんですが、アメリカ旅行ってできるようになってるんですね!
知りませんでした。
ただ、規制はあるようです。
アメリカ旅行の条件
アメリカへの入国にはフライト前72時間以内に取得した新型コロナウイルス陰性証明書が必要です。
その後州によっては、入国後に隔離期間が必要なところもあるようです。
ニューヨーク州などは必要ないようですね。
また、帰国時も72時間以内に取得した新型コロナウイルス陰性証明書が必要となります。
帰国してからも14日間は公共交通機関は使えず、自宅待機や接触アプリの導入など他にも細かい規制があります。
時期によって規制も変更になっているかもしれませんので、アメリカに渡航する方は要確認です。
アメリカにワクチン接種に行く方法
アメリカに行くにはどうしたら良いのでしょうか?
通常ならパッケージ旅行をされる方が多いと思いますが、2021年5月17日現在、日本旅行やJTBなど大手旅行会社ではパッケージ旅行は取り扱いがありません。
新型コロナウイルスの感染状況を確認の上、再開時期を決めるようです。
となると、航空券とホテルは別々に予約しないとダメなようですね。
ニュースに出ていたご夫妻のように現地の旅行会社に頼むとか、ネット予約などが必要なようです。
ニューヨークでは現地での各種の有料サポートが出ているそうです。
- 接種場所まで同行
- 帰国時のPCR検査手続き
- 接種証明書の発行
それぞれ100~200ドルくらいなのだとか。
さすが、ワクチンツーリズムを謳っているだけあります。
メキシコやアルゼンチンなどのラテンアメリカ諸国、カナダやタイなどではワクチン接種目的のツアーが催行されているようです。
旅行代理店によって、接種の予約、飛行機やホテル宿泊の手配、さらには市内観光やショッピングといったオプションまでついた至れり尽くせりのパッケージが用意されているそうで、利用している方も多いのだとか。
当初は富裕層のみがワクチン接種のため渡米していましたが、自分の国でのワクチン接種が進んでいない国では、一般庶民も渡米することを希望し始めているそうです。
少し無理をしてでもワクチンを接種して、安心を手に入れたいというところでしょうか。
コロナワクチンはアメリカ旅行で?!2回目の接種や費用はどうなる?まとめ
では、ここまでの内容をまとめておきましょう。
アメリカでのワクチン接種について
- 旅行者もOK
- 1回の接種でOK
- 旅行者も無料で接種OK
アメリカ旅行について
- 新型コロナウイルス陰性証明書が必要
- ツアーは6月以降に催行予定
- 現地でワクチン接種関連の有料サポートが行われている
わたしにはちょっと無理ですが、渡米できる人はアメリカで接種したらいいですよね~。
受け入れ側のアメリカがOKなんだから。
そしたらその人達の分が接種を今か今かと待っている人たちに回ってくるわけで。
打った本人も早く安心が手に入れられてHAPPY!
周りの人もHAPPY!
っていいことづくめですね。
日本も他の国々のようにワクチン接種ツアーをするわけにはいかないのでしょうか?
全く仕事がなくなってしまっている旅行業界の人々にとっては希望の星になると思うんですが。
日本ではそんな柔軟な対応を望むのは無理でしょうか?
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
では、また。
ごきげんよう。