いかがお過ごしでしょうか?coです。
ワクチンパスポートという言葉が飛び交っています。
これも新型コロナウイルスに絡む新しい言葉ですね...。
ワクチン接種をしたということを証明するためのものだそうです。
世界ではすでに導入している国もあるようですが、日本でも発行する方向で検討が始まったようです。
きっと発行することになるのでしょう。
普通のパスポートって有効期限が5年か10年か自分で選ぶようになっています。
ワクチンパスポートにも有効期限ってあるんでしょうか?
それから、今後このワクチンパスポートがなければ海外旅行に行けなくなってしまうんでしょうか?
色々と問題が出てくる匂いがプンプンしますが、ちょっと気になった点について調査してみたいと思います。
Contents
ワクチンパスポートの有効期限
ワクチンパスポートに関して具体的に動き出しました。
ワクチンパスポートに有効期限はないとのことです。
2021年6月25日に発行手続きに関する自治体向け説明会が開催され、詳細が分かってきました。
それに基づき追記・訂正していきますね。
説明会資料ではワクチンパスポートの有効期限についてこのように記載されています。
ワクチン接種証明書については、あくまで接種を受けた本人の接種の事実を証明するものであることから、それ自体に有効期限を設けるものではありません。記載事項をどのように評価し活用するかは、一義的には証明書の提示を受ける側(相手国等)が判断することです。
ワクチン接種をしたかどうかということが証明されるものなので有効期限はないってことですね。
そしてこれは、現段階では国外に行く時に利用するだけとされています。
今後どうなるかは分かりませんが、外国に入国する時に提出するという使い道のみになります。
ですので、もし、相手方の国が「ワクチンの有効期限は半年間」などと決めているとしたら、ワクチン接種から半年以上経ったワクチンパスポートは役に立たないということになってしまいますよね。
この後にも書きましたが、まだまだデータが充分でないのでワクチンの有効性によっては流動的に色々なことが変わっていくのでしょうね。
もしかしたら、デルタ株に有効だと証明されたワクチンを接種した人だけが入国時の隔離期間短縮の対象になるとかいうような変更も今後あるかもしれません。
コロナウイルスが未知の物だけに、色々と情報を入手してその都度変更に対応していく柔軟性が必要ですね。
ワクチンパスポートですが、有効期限は設定されると思います。
おそらく半年間ではないでしょうか?
というのも、ワクチンの接種率やワクチンパスポートの先進国、イスラエルでの有効期限が半年間だからです。
香港などもそれに倣ってか、半年間ということで検討に入るというニュースを耳にしました。
また、ワクチンを開発したファイザー社も、2回目の接種から半年後までの有効性が90%以上だったと発表し、少なくとも半年後までは効果がもつということが分かっています。
まだ開発されて間もないワクチンなので、充分のデータがないため、「少なくとも」という分析しか出来ないのでしょう。
世界的にも同じような流れになるのではないでしょうか。
となると、半年たったらまた打たないとだめなんですか?
なんか副反応とやらが酷いと聞きますけど、そんなのを何回も経験することになるんでしょうか?
もっとデータがたくさん集まって、有効期間が長いと分かったらいいですよね。
もし、ワクチンの有効期限が例えば1年間ということになれば、ワクチンパスポートの有効期限も同じように延長されるかもしれませんね。
ワクチンパスポートは海外渡航に必須?
現在のところ、各国でワクチンパスポートが使われ始めているようですが、必須という訳ではありません。
ですが、持っていた方が色々と利便性が高いようです。
EU加盟国では各国の往来に必須となりそうな勢いなので、持っていなければ日本人だけが様々な場面でワクチンパスポートを持っていないことで不都合が生じそうです。
ヨーロッパ各国で接種済みの人は入国後の検査や隔離免除などが進んできているようです。
もしこの流れが世界的に当たり前になれば、ワクチンパスポートのない国の人々のためにだけ検査や隔離のための施設が必要になるということなるので、その国にとってもお荷物になってしまいそうです。
接種証明書とは同じもの?
ニュースを読んだ時、ワクチンパスポートと表記してあったり、ワクチン接種証明書と書いたりしてあったので、同じ物なのかどうかが気になりました。
答えは...分からない。
同じものです。と書いてある記事もあれば、少し意味合いが違うと書いてあるものもあります。
ワクチンパスポートというと一般的なパスポートと同じく、海外に行く際に使う物というニュアンスが感じられます。
現在すでに導入されている国々では、海外渡航時にも使用しますがそれよりも国内の施設利用時などに頻繁に使われているということもあり、ワクチン接種証明書と言われていることが多いようです。
日本の場合、海外渡航時の利便性を考えて導入を検討するということなので、ワクチンパスポートといった方がより具体的に意味を表せるのかもしれません。
海外渡航以外の使い道
最も進んでいるイスラエルでは、グリーンパスと呼ばれるワクチンパスポートのプログラムが色々な場面で活用されています。
スポーツジムやレストランを利用する際や、イベント、映画館に行く際にも必要だそうです。
グリーンパスを持っていればコロナ以前の生活に戻れるということで、ワクチン接種率を上げるのに有効だったようです。
日本では国内での使用に関しては慎重に対応するということなので、もし何かに使われることになるとしてもまだまだ先になるでしょうね。
というか、ワクチン接種がすすまない事にはパスポート云々言ってても意味ないですよね。
ワクチンパスポートの発行方法は?
ワクチンパスポートが必要になった時、どのように発行されるのでしょうか?
各自治体での発行という事なのですが、他の住民票とか印鑑証明とかと同様の方法をとるのではないかと思います。
発行方法と場所
他の証明書と同様に発行されるとなると、いくつかの発行方法と発行場所が考えられます。
自治体によって異なるとは思いますが...。
わたしの住んでいるところはド田舎なのでオーソドックスな方法しかなさそうです。
- 各自治体の窓口
- 郵送
- 電子申請
- コンビニ
発行料金
発行した際の料金はどうなるのでしょう?
訂正です。
手数料は無料です。
ワクチンパスポート郵送に関する切手代のみ必要です。
手数料が無料ってことはないですよね?
おそらく300円程度ではないかと思います。
住民票や印鑑証明、納税証明などよく必要になる、一般的な証明書が300円ほどです。
ちょっと特殊なもので450円とか750円とかありますが、ワクチンパスポートも一般的な金額になると思います。
国民全員が申請するかもしれない通常の証明書になるはずなので、あまり高すぎても申請しづらいし、安過ぎたら、なぜワクチンパスポートだけ特別扱いなのか?という疑問が出てきてしまうと思います。
それから、コンビニで発行する場合窓口などで発行するより150円ほど安いんですね!
知りませんでした!
こういうことをもっと世間に知らせたらマイナンバーカードが普及するんじゃ...いや、そんなことないんですね。
そんなにしょっちゅう証明書なんて要りませんよね。
また、この金額は各自治体によって異なる場合がありますのでご参考までに。
ちなみにタイでは特殊な理由がない限り1通50バーツ(約170円)だそうです。
スマホアプリ
また、ワクチンパスポート最先端の国、イスラエルでは紙の証明書もありますが、スマホのアプリもあります。
店舗や施設に入場するさいにスキャンすると情報が読み取れるコード付きの物です。
EUでも今年の夏にはQRコードをかざすと、ワクチン接種履歴や、型コロナウイルス検査結果、感染したことがある人は回復状況などを読み取ることが出来る「デジタルグリーン証明書」の発行を予定しているそうです。
夏のバカンスシーズンにはそれを使って国境を越え、各国に観光客を呼び込む予定のようです。
日本ではまだまだ開発は進んでいないようです。
もし、アプリを使うことがあるとしても新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOAのような失敗は二度と許されないのでリリースにはかなり慎重になると思います。
ワクチンパスポート以外の証明方法
まだ日本ではワクチンパスポートは発行されていません。
つい先日発行に向けて動き始めるということが決まったところです。
では、日本人は今のところワクチン接種をしても証明することは出来ないのかというとそういう訳ではありません。
接種済証
ワクチンを接種すると接種済証というものが発行されるそうです。
接種を受けた後、その場で日付や場所、ワクチンの情報が書かれた接種済証が貰えるそうです。
他の証明書が必要なら各自治体で発行してもらうようアナウンスがされた人もいるようです。
すでにあるなら別にワクチンパスポートって必要でもないような...?
これで事足りるような気がするのですが、書式が統一されていないのでしょうか?
もしそうなら早急に書式を統一して海外でも通用するように英語表記を併記すれば、わざわざ大金を費やしてワクチンパスポートなるものを開発しなくても良いようなガキします。
陰性証明書?
ところで、PCR検査を受けて希望すると陰性証明書を発行してもらえますよね?
ワクチンを打ったかどうかより、陰性だと証明するものの方がより安心な気がするのですが、そうでもないのでしょうか?
例えば、インフルエンザの場合、型が違えば予防接種をしていてもかかってしまうというのは当たり前のように言われています。
かかっても症状が重くなくてすむから打っておこうかってくらいの感覚で打ちますよね?
新型コロナウイルスも、ワクチン接種をしたからといって感染しない確率は100%ではないです?
今のところ、90%台前半です。
それにもしかしたら、今後変異株が出てきたらそれには感染するかもしれないと思ってしまうのですが。
それなら、ワクチン接種の記録より検査の結果が陰性だったことを証明した方が、周りの人は安心なような気がするんですが、そういうものではないんでしょうか?
...まあ、世界中のエライ人達が声をそろえてワクチンパスポートが必要っていうんだから、そっちの方がいいんですよね、きっと。
ワクチンパスポートの有効期限は?なければ海外旅行ができなくなるって本当?まとめ
というわけで、あれこれ調べたり考えたりしたことをまとめておきますね。
ワクチンパスポートの有効期限
⇒ 期限はなし
⇒ おそらく半年間
ワクチンパスポートは海外旅行に必須ではない(2021年5月21日現在)
ワクチンパスポートの発行方法
⇒ 紙ベースは各自治体の窓口など
⇒ 無料(返信用封筒に切手の貼付は必要)
⇒ 料金は300円くらいと予想
⇒ スマホアプリが開発されるかどうかは不明
ワクチンパスポート以外の証明方法
⇒ 接種済証
⇒ 陰性証明書
さきほどもちらっと書きましたが、日本じゃワクチンパスポートが発行されるのはまだまださきですよね、きっと。
そもそもまだ国民全体の3.9%ということです。
それも、医療従事者や高齢者なので、海外に飛び回るから今すぐワクチンパスポートが必要だっていう人はまずいないのではないかと。
また、ワクチン接種はあくまでも希望者が受けるものであって、強制でも義務でもありません。
それなのに、接種した人だけが何かしらの恩恵を受けたり、また逆に摂取していない人やしたくても出来ない人がデメリットを感じるようなことが起こったら大変です。
特に海外諸国と違って、日本は個性よりも横並びを大事にする国なので接種していない人を差別するようなことが起きないとも限りません。
そのあたりをしっかり検討してちゃんと対策を立ててからGOサインを出してほしいですね!
まあ、わたしに接種の順番が回ってくるのはいつなんだろう?って感じなんですが...。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
では、また。
ごきげんよう。