NEWS

グリーンライフ・ポイントはどこでいつから?上乗せ率や対象商品も調査!

いかがお過ごしでしょうか?coです。

環境省が来年度からグリーンライフ・ポイントなるモノを発行する方針を固めたそうです。

なんじゃ、そりゃ?!
政府から発行されるポイントといえば、Go to EAT やら Go to Travel なんかちょっと...みたいなポイントを思い浮かべてしまいます。

今度こそ国民のためになるものなのでしょうか?

今回はグリーンライフ・ポイントという制度について

  • どこでもらえるの?
  • 開始はいつから?
  • どんな風にお得なの?
  • 何が対象?

とあれこれ浮かんだ疑問について調査してみました!

スポンサードリンク

グリーンライフ・ポイントはどこでもらえる?

このポイントが貰えるのは現段階では以下の通りです。

  • 大手通販サイト
  • スーパー
  • 家電量販店
  • 自治体が展開している既存のサービス

 

え??と思ってしまいました。

事業者任せかい!?と。

そしてこれは新しくグリーンライフ・ポイントという形で付与されるのではなく、今あるポイントに上乗せされるという仕組みを取るようです。

なんか中途半端ですよねぇ。
そういうことでちゃんとグリーンライフ・ポイントというものを意識するようになるのかなぁと思います。

マイナンバーカードを登録したら、ポイントがなんちゃらかんちゃらってやってましたよね。

せっかく日本国民が統一されたシステムを使っているんだから、そこに還元するばいいんじゃ?と思ってしまいました。

まあ、結局登録してもらえるポイントもそれぞれが自分に都合のいいサービスを選ぶだけで統一もされてないし、大して普及もしなかったわけなんですが。

グリーンライフ・ポイントはいつから?

現段階(2021年8月29日)では、開始は来年度、2022年度からということしか分かっていません。

最速で2022年4月1日ということになるのですが、ちょっとそれは難しそうな気がします。

4月から「プラスチック資源循環促進法」が施行され、それに基づく規制として事業者にプラスチック製品の有料化や再利用などの対策が義務付けられることになります。

この政策は4月の導入を目指すとされているだけで、はっきり施行されるかどうかはまだ決定していません。

グリーンライフ・ポイントとは内容がかぶる部分があるので同時期に開始されるのではないかと思うのですが、それには事業者側の準備が間に合わないのではないかと思います。

4月に開始するにはあまりにも事業者への負担が大きいんじゃないでしょうか?

スポンサードリンク

グリーンライフ・ポイントのオトク度は?

グリーンライフ・ポイントは、各事業者独自のポイントシステムに上乗せされるという形で付与されます。

その上乗せ率は全事業者一律ではなく、各事業者の判断になるようです。

上乗せ分の費用も環境省からの補助の対象となるようです。
となると、ガンガン上乗せ率を上げて売り上げを伸ばそうと考えるサイトなんかもでてくるかもしれないですよね?

そしてそれが国民の税金?
なんだかよく分からないシステムですね...。

グリーンライフ・ポイントの対象となるモノは?

では何をどうしたらグリーンライフ・ポイントがもらえるのか見ておきましょう。

対象となるのは5つの分野です。

住まい

  • 高性能省エネ機器への買い替え
  • 再生エネ電気への切り替え

 

ちょっとこのカテゴリーに関しては、ポイントが欲しいから...ってわざわざするような規模の事ではないのでなんか機器を買い替えたときに知らず知らずにポイントが普段よりたくさんついていたって感じになりそうです。

  • 地産地消の食材利用
  • 販売期間間際の食品購入
  • 食べ残しの持ち帰り

 

こちらは普段から意識して買い物をされている方には嬉しいポイント増量になりそうです。

ちょっと疑問に思ったのですが、先日、スターバックスコーヒーが食品ロス対策に閉店3時間前からフードの割引販売を始めましたよね?

結構ニュースになっていたので②販売期間間際の食品購入というとスタバが真っ先に頭に浮かんだのですが、ポイント対象の事業者となるんでしょうか?

いまのところ対象は大手通販サイトやスーパーとなっているんですが...。

あと、ファミリーマートでも、消費期限の近い食品を値下げする「エコ割」という制度が導入されています。

あとからこういったショップやコンビニも対象に追加となるんでしょうか?

 

衣類

  • ファッションロス削減への貢献
  • 持続可能なファッションの選択

 

ファッションロスというと、ぱっと思いつくのがリサイクルです。

ユニクロにリサイクルのためのボックスが置かれているのは結構有名ですよね?
ファストファッションの代表であるユニクロですが、現在はサステイナブルな服作りを行っています。

ユニクロはお値段も手ごろだし、よく使うからグリーンライフ・ポイントで上乗せになったらラッキーだわ!って思ったんですけど...。

良く考えたらユニクロってポイントないよね~。

上乗せすべきポイントシステムがないとこのシステムとは無関係なんですよね。
なんか、妙なシステムだなぁと思ってしまいます。

 

循環

  • プラ製使い捨てスプーンの辞退
  • 簡易包装商品の選択

 

上の方の項目でちょっと触れましたが、来年度から施行される予定の新法「プラスチック資源循環促進法」に基づき12種類のプラ製品についての対策が義務付けられることになります。

となると、当然、対象は使い捨てスプーンだけではなくその12種類のプラ製品となるのではないかと思います。

◆対象の12種類のプラスチック製品◆

  1. フォーク
  2. スプーン
  3. ナイフ
  4. マドラー
  5. ストロー
  6. ヘアブラシ
  7. くし
  8. 剃刀
  9. シャワーキャップ
  10. 歯ブラシ
  11. ハンガー
  12. 衣類用カバー

となると、ホテルとかクリーニング店とかも対象にならないのかなぁと思います。

 

最近はエコバッグが主流で包装というか、お店のロゴ入りバッグ自体もないので簡易包装云々でいうと対象は百貨店かなと思います。

お中元やお歳暮、贈答品の包装くらいしか包装自体をしているものってもう思い浮かびません。

 

移動

  • カーシェアの利用
  • シェアサイクルの利用

 

カーシェアとかシェアサイクルとかって都会にしかないイメージで、全く関係ない地方に生きているので全然ピンときませんでした。

大手カーシェア会社だとポイントも貯まるんですね。

シェアサイクルは自治体で行っていたりもするので、自治体のサービスとかがこれに当たったりするんでしょうか。

でも、車をシェアするとか何とかいうより、車の利用をやめて電車に乗りましょうっていう方向の方がよっぽどエコですよね?

それに鉄道各社の電子マネーは利用するとポイントが貯まるようになってますし、利用者はかなり多いのでこれらが対象になったらかなりメジャーな制度になりそうな気がするんですが...。

もっと具体的な対象が発表されたら鉄道各社も対象になっているんでしょうか?

スポンサードリンク

グリーンライフ・ポイントとは?

では、そもそもグリーンライフ・ポイントとは一体何なんでしょうか?

平たく言うと

環境に配慮した行動をとったことで得られるちょっとしたご褒美

または

温室効果ガスを削減する目的で人々のライフスタイルを変化させるための動機付け

といったところでしょうか?

 

まあ、ご褒美ったって元は税金なので自分たちのお金なんですけどね。

そんなことをしてもらわなくても、普段から気にかけている人はちゃんと気にかけて行動していますし、こんなポイントがあっても気にしない人はしないんじゃないかなぁ...ごにょごにょ。

グリーンライフ・ポイントのSNS上の反応は?

 

今、こんな事に税金を使う必要がありますか?
コロナ禍で休業を強いられ、生活に困っている人への支援に使ってください。 
今は環境より医療従事者への支援、飲食業界や観光業界などへの支援のために税金を使ってください。
政府がやることは何でもコスパ悪くて税金の無駄遣いだからやらんでくれ。
中抜きもあるだろう。

 

う...ん。

圧倒的に批判的な意見が多いようですね。

確かに今こんなこと考えてる場合じゃないよなぁ。と思いますよね。

 

グリーンライフ・ポイントはどこでいつから?上乗せ率や対象商品も調査!まとめ

では、ここまでの内容をまとめておきます。

グリーンライフ・ポイント

どこで ⇒ 大手通販サイト・スーパーなど...開始時追加も考えられる

いつから ⇒ 最速で2022年4月1日

オトク度 ⇒ 各事業者により違う

対象 ⇒ 住まい・食・衣類・循環・移動の5分野

グリーンライフ・ポイントとは ⇒ 環境に配慮した行動をとったことで得られるちょっとしたご褒美

SNS上の反応 ⇒ 批判的な意見が多い

 

本当にこのシステムが実行されるのかさえ半信半疑なほどの仕組みですよねぇ。

温室効果ガスの削減はもちろん大事なことですが、それよりもコロナを終息させるために全精力を注いでほしいです。

ちびちびしたポイントを付与することよりも、コロナで失業した人などの補償を充実させてほしいです。

なんか政治家って本当に一般庶民とは違う世界で生きているんだなぁとつくづく感じてしまいました。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

では、また。
ごきげんよう。

スポンサードリンク