いかがお過ごしでしょうか?coです。
そこら辺を走っている車がみんな電気自動車になる時代がやってくるんでしょうか?
ドイツのメルセデス・ベンツが2030年までに新車のすべてを電気自動車(EV)にする計画だそうです。
そのために400億ユーロの投資をするのだとか。
あと10年足らずで本当にそんなことが出来るんでしょうか?
これってメルセデスだけの話?
他のメーカーは?
ってか、日本車も同じようになるの?
ガソリン車には乗れなくなるの?
と、????だらけになったので色々と調査してみました。
他のメーカーの電気自動車(EV)計画は?
電気自動車しか作らなくなるっていうのが、メルセデスだけの話なら「へぇ~」って感じで済むんですよね。
電気自動車が嫌ならほかのメーカーのを買えばいいんですもんね。
ということで、他のメーカー、日本車に関してもどうなっているのか見ていきましょう。
トヨタ
2030年に電気自動車800万台を販売する見通し
トヨタは電気自動車の開発に遅れをとっていると言われていますが、攻勢をかけてきたようです。
ですが、メルセデスのように全社をEVに!といったような戦略ではないように思われます。
正直、そんなにすごい台数売れるのか?と思わないでもないですが...。
(あくまでド素人の感想です。)
日産
2030年代の早いうちに主要市場での新車をハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)に切り替える方針を掲げています。
メルセデスは2030年までに
日産は2030年代の早期に
パッと読んだら同じような感じでしたが、その差は5~6年ありそうですね。
そして、完全EVではなく、ハイブリッド車も生産を続けるってことですね。
ってか、ゴーン氏の件で信用もなくなっているし、赤字は凄いし、そっちの解決が先のような気がします。
(個人的に日産にはよい心証がございません。すみません。)
ホンダ
2040年には世界での販売のすべてを電気自動車(EV)と燃料電池自動車(FCV)にするそうです。
これまた、メルセデスから10年後の世界ですね。
新社長の就任後の初会見でも発言だそうですが、この計画通りに進むのか?とちょっと注目したいですね。
ステランティス
そんなメーカー聞いたことないんですが...と思ったら、プジョー、フィアット、クライスラーなどの親分なんですね。
2025年までに300億ユーロを投資して、全ブランドに電気自動車を投入するそうです。
電気自動車を所有するコストの引き下げることを目指すそうです。
電気自動車はどうしても価格が高いというのが普及のネックになっていますから、お値段を下げて販売割合を高めるっていうのは当然といえば当然ですね。
ちょっと期待が持てますね!
フォルクスワーゲン
2030年までに電気自動車(EV)のシェアが50%になると予想
20240年には新車のほぼ100%がゼロエミッションになる予定
2050年には完全にカーボンニュートラルな企業になることが目標
分かりにくい。めちゃくちゃ分かりにくい!!
ということで補足の用語集を...。
ゼロ・エミッション(zero emission)とは
環境を汚染したり、気候を混乱させる廃棄物を排出しないエンジン、モーター、しくみ、または、その他のエネルギー源を指す。
カーボンニュートラル (英語:carbon neutral) は
環境化学の用語の一つ。日本語では炭素中立と言う。何かを生産したり、一連の人為的活動を行った際に、排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量である、という概念。
ボルボ
グローバルで2025年までに販売する車の半分を電気自動車(EV)、残りをプラグインハイブリッド自動車(PHV)などの電動車にする予定だそう。
これは日本以外の世界市場だそうで、日本ではもう少し遅れていて2025年の電気自動車販売率は25~50%と予想しています。
日本はマンション住まいの人が多いので充電に問題があり、他の国より普及がおくれているというのが理由だとか。
ガソリン車には乗れなくなるの?
これだけ各メーカーが電気自動車やハイブリッド車への切り替えを進めているとなると、心配になってくるのが今乗っているガソリン車にそのまま乗っていていいのか?ってことですよね。
いきなり、「今日からガソリン車は禁止です」ってことにはならないと思います。
ですが、段々と乗りにくい状況にはなっていきそうです。
オプション料金
まず、徐々にガソリン車を新車で購入できなくなってきそうです。
購入で来ても、オプション料金が高くなるとか、税金が上がるとか...。
昔、マニュアル車が基本だったころ、オートマ車を買おうと思ったらオプション料金が必要でした。
その何年後かに車を買い替えようとしたら、オートマ車ばっかりになっていて、マニュアル車に乗りたければオプション料金を払わないといけなくなっていたのでびっくりしました。
そんな感じで、主流のものとそうでないものが刻々と変わっていくので少数派を手に入れようと思ったら追加でお金を支払うしかなくなってくると思います。
また、今は電気自動車を買うのに補助金があったり、税金が優遇されていますが、それも次第に当たり前になりガソリン車のような時代に逆行し地球環境に良くない物を手に入れたければ代償を支払う必要が出てきそうです。
ガソリンスタンド
それから、何と言っても、ガソリンの問題があります。
すでに現在、ガソリンスタンドの数が段々減ってきています。
2030年代になれば、恐らくもっと減ってきています。
今、電気自動車の充電スタンドを探すのが大変なようですが、あと15年もすれば立場が逆転してガソリンスタンドを探すのが大変になりそうです。
当然、ガソリン代も今よりははるかに高くなっているのではないかと。
買替時の下取り
それから、いずれは必ず電気自動車に乗ることになってくると思うのですが、買い替えの時ガソリン車だと下取りがどうなるんだろう?って不安になりますね。
今でも、10年以上乗っていて古い型になってしまったり、走行距離が多い車だと下取り価格なんてないようなもんですよね~。
廃車料金を取らないだけありがたいと思ってって感じで。
誰も買い手がつかないし、車屋さんの社用車としても使えないようなガソリン車なんてきっと下取り価格はないも同然ですよね。
それこそ、廃車料金払ってくださいってなるかも。
各メーカーが電気自動車の新作を頻繁に出すようになって、充電スタンドもあちらこちらで見かけるようになって...
そんな状況が見えてきた時にはガソリン車を買うのは控えた方がいいのかもしれませんね。
確かに地球の環境を考えると電気自動車にすべきなのかなとは思いますが、まだまだ問題は山積みのような気がします。
値段の事とか、充電スタンドの事とか、走行距離の事とか。
わたしもそのうち車を買い替えないといけない時が来ます。
その時どうするか...。
アンテナを張って情報収集をしておかないといけないなと思っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
では、また。
ごきげんよう。