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移動式オービスは昼間でも撮られたら気付く?光は赤色と白色って本当?

いかがお過ごしでしょうか?coです。

移動式オービス!
そんなものがあるなんて知りませんでした。

オービスといえば正式名称は「速度違反自動取締装置」です。
そう、高速道路や幹線道路なんかにあって、速度違反をすると写真を撮られてしまうというものです。

移動式オービスは「可搬式速度違反自動取締装置」と呼ばれています。

高速道路などだとある程度心構えが出来ているので、もしピカッと光ったら、シマッタ~!!となると思うのですが、一般の道路に置かれていた場合ちゃんと気付くのかどうか不思議に思いました。

というか、そもそもオービス自体にあまりなじみがないので色々と疑問が出てきました。

今回はオービスの中でも最近どんどん出現しているらしい移動式オービスについて、色々と調査してみたいと思います。

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移動式オービスは撮られたら分かる?

夜は気付くと思います。

昼間は気付きにくいという声が上がっています。

高速道路に設置されているものと違い、移動式オービスはとてもコンパクトです。
道路を測量している人がのぞいている機械みたいな見た目だったりします。

おそらく、遠目には移動式オービスそのものを確認することは無理でしょう。

じゃあ、何で気付くのかというとやっぱり光です。

移動式オービスは何色に光る?

移動式オービスが反応したことが分かる光ですが、どうやら2色あるようです。

白色の光

⇒ レーダー式
走っている車に電波を照射して、跳ね返った電波から速度をはじき出します。

これは昼間だと気づきにくいかもしれません。
夕方の逆行がまぶしいような時間帯だったらまず気付かないと思います。

対向車や家の屋根に設置されているソーラーパネルに太陽の光が反射したように見えるかもしれません。
また、雨降りの日も気付きにくいでしょうねぇ。

ただ、デジカメのフラッシュのようにピカッと光ったのが分かったという方もいらっしゃるので、天候や時間など周りの状況によるかと思います。

 

赤色の光

⇒ レーザー式
レーザー式のスキャンを使って速度を計測します。

こちらは昼間でも分かりやすいようです。

現在は赤色のレーザー式の導入が進んでいるようですが、白い光のレーダー式も存在しますので、充分注意が必要です。

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移動式と固定式の違い

以前からあった固定式オービスと移動式オービスでは一体何が違うのでしょうか?
わざわざ移動式を導入したということは大きな違いがあるはずですよね。

その違いを見ていきましょう。

検挙される速度

一番大きいのは速度に関してだと思います。

移動式オービスは15キロオーバーでも光ります!

これまで、固定式のオービスに関しては一般道では30キロオーバー、高速道路では40キロオーバーと言われていました。
所謂一発免停の違反ですね。

ところが、移動式の場合、15キロオーバーで捕まった人が続出しています。
また、場所によっては10キロオーバーでも捕まる可能性が出てきます。

というのもそもそも移動式オービス導入の目的は、生活道路での事故を減らすことだと言われています。

移動式オービスは小型で持ち運びや設置が簡単。
また、ネズミ捕りと呼ばれる、違反者にその場で切符を切る方法と違って車を停めるための場所も必要ありません。

なのでゾーン30と呼ばれる、歩行者や自転車が安心して通行できる制限速度が30キロの生活道路などでの取り締まりが出来るのです。

さすがに、制限速度30キロの道の速度違反の取り締まりが30キロオーバーの60キロってことはあり得ませんよね。
15キロオーバーでも充分危険です。

レーダー探知機

これまで、オービスがある場所はレーダー探知機を使って予め知ることが出来る場合が多々ありました。

最近導入され始めた移動式オービスは、レーダー探知機にも引っかからないものがあるそうです。

レーザー光の波長が探知できないものに変更されていると考えられるそうです。
これまでのものではほぼ探知できないみたいです。

移動式オービスも探知できる最新機器も開発されているようですが、鼬ごっこになってしまいそうですよね。

一番の対策はスピード違反をしない。これに尽きますね。

 

設置場所

当たり前といえば当たり前なのですが、固定式の場合は設置場所はずっと一緒です。
ここにあるからスピードを落とそう。とその地点だけは速度制限を守るということで対処できていました。

ですが、移動式の場合どこにあるのか分かりません。

先ほど書いたように、これまでは取締りが出来なかった狭い生活道路でも取りしまし可能になりました。
どこに出没するか分からないのです。

ネズミ捕りも場所は変更しますが、車を停めて切符を切って...という作業が必要なので車を停められる広い場所があるところということで大体場所は限られていました。
地元の人なんかだとネズミ捕りスポットは熟知していたりしますよね。

場所を覚えるとか予測するとかいうことが出来なくなりますので、スピードを順守するのが当たり前になりますね。

 

写真がカラー

移動式のものだからというよりも、最新式だからという理由だと思いますが、違反した時に撮られる写真がカラーになっているものがあるそうです。
技術の進歩ですね!

白黒の写真でもかなり鮮明だったようですが、カラーになるとより一層顔やナンバーの確認ができやすくなりますので絶対に言い逃れは出来なくなりますね。

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使用されている地域

なんと!ほとんどの都道府県で導入されています。

警察庁は2020年度中に全都道府県に配備する計画を発表していました。
2021年3月までは警察庁から補助金が出されることになっていたので、各都道府県警が配備に積極的だったようです。

まあ、ほとんどの都道府県に配備されたといっても、そんな最新式の物はどうせ都会にしかないんでしょ?と思っていましたが、わたしの住むド田舎でも移動式オービスが目撃されていました。

それぞれの市で持っているわけはないので、1台か2台くらいが県内であっちこっちに出張しているんでしょうか?
じゃあ、逆を返せば、一度見かけたら次に取締りがあるのはだいぶ未来って事のような気がします...。

 

設置場所の予測は出来る?

どこに出現するのか分からない移動式オービスですが、全く設置場所の予測が出来ないかといえばそんなことはありません。

前もって知っておけば、より安全なスピードでの運転を心掛けられますよね。
予測する方法をいくつかご紹介します。

警察からのお知らせ

 

意外といっては何なんですが、兵庫県警は交通取締まりを予告してくれるんですね!
そうですよね、別に違反者を見つけて罰金を支払わせるのが本当の目的ではなく、スピード違反や信号無視などの違反を減らすことが目的なんですもんね!

時刻までは分からないけれど、場所が分かってるなら気を付けて運転するので必然的にみなさん安全運転になって歩行者も安心ですよね。

これは理にかなったとてもよい取り組みだと思いました。

情報サイト

と言っても、すべての県警がすべての取締りを予告してくれるわけではないので、情報を得たければ自力で探さないといけません。

全国の移動式オービスの出現情報を網羅した情報サイトがあるんですね!

神出鬼没といってもやっぱり何かしらのパターンが生まれますもんね。
これまでの出現情報を知っておけば役に立つはずです。

  1. 移動式オービスオービスガイド ⇒ Orbis Guide
  2. こちら、両国交通取り締まり情報局! ⇒ HOODRIDEZ

 

スマホアプリ

こんなアプリもあります。
iPhoneにもAndroidにも対応しています。

オービスガイド - 移動式オービス対応
オービスガイド – 移動式オービス対応
開発元:Pasoya Co.,Ltd.
無料
posted withアプリーチ

 

疑問に思ったこと

移動式オービスについて調べてみたら、その他の疑問が色々と出てきたのでついでに調べてみました。

移動式オービスってバイクでも光る?

まずは、移動式オービスってバイクに対しても反応するのか?ということです。

ちょっとややこしいのですが、オービスが撮影をするかということ答えはイエス
でも、スピード違反で捕まる確率は低いということになります。

どういう事かというと、オービスは自動で速度違反をしているものを撮影するので、バイクに対しても反応して光ります。

けれど、バイクは前にナンバープレートが付いていない。
ということは、ナンバーから誰なのか特定できないのです。
しかもヘルメットを被ることは義務付けられているので、顔の判別もしにくい。

ということで個人の特定が出来ません。
なので、後日違反の通知を送ろうとも送り先が判明しないので、反応して光るけれど捕まらないということになります。

ちなみに前と後ろ両方向撮影できるオービスが全国に2台だけあるそうです。
それに撮影されたら、違反の通知が送られてきて呼び出しがかかるかもしれませんね。

 

移動式オービスの通知が届くのはいつ?

オービスは移動式、固定式に関わらず、ピカッと光って撮影されて本人が気付くか気付かないにかかわらずその場で切符を切られることはありません。

その後、「警察に来てください」という旨の通知のはがきが届きます。
糊付けされて内容は見られないようになっているそうです。

この通知のはがきなのですが、一体いつ届くのかが気になるところです。
明らかに撮影されたと分かっている場合はともかく、光ったかどうか確信がない場合は特に気になると思います。

大体2週間後くらい、遅くとも1ヶ月以内には郵送されてくるようです。

もし2ヶ月以上経っても届かなければセーフだったと思ってもよさそうです。

このはがきが届いたら、もちろん決められた日時に速やかに警察に行きましょう。

 

第一当事者とは?

移動式オービスが導入され始めた理由の一つとして、生活道路でのスピード違反を取締るためというものがあります。
近年の死亡事故は約3割が第一当事者によるスピード違反が原因だそうです。

その第一当事者というのは何なのかも調べてみました。

これは、交通事故が発生した場合に一番過失の重い人の事です。

交通事故に関わった人すべてが当事者となりますが、その中でも過失が大きく、事故の原因を作った人が第一当事者。
違反の重大さや不注意の度合い、責任の大きさによって第二当事者というように決まります。

3人当事者がいればその次の人は第三当事者ですね。

もし、違反の重さが同じくらいだったら怪我の軽い方の人が第一当事者となります。

自分で壁にぶつかったというような単独事故の場合は、こういう呼ばれ方はしないそうです。

移動式オービスは昼間でも撮られたら気付く?光は赤色と白色って本当?まとめ

では、ここまでの内容をまとめておきましょう。

移動式オービスの光
⇒ 白い光は昼間だと気づきにくい

移動式オービスは何色に光る?
⇒ ほとんど赤色、白い光もあり

移動式オービスの注意点
⇒ 固定式と違い、10キロや15キロオーバーでも光る

設置場所の予測も出来る
⇒ 警察からのお知らせ
⇒ 情報サイト
⇒ スマホアプリ

 

移動式オービスで撮影されて後日出頭は嫌ですよね。
仕事を休まないといけないだろうし、罰金がいるし。
なにより気持ちがめちゃくちゃ落ち込みそうです。

ただ、それよりも事故を起こす方がもっと怖いです。
毎日同じ道を運転していると、ついついスピードを上げがちなんですよねぇ。
慣れは怖いです。

充分、注意しなければなりません。

そういえば、昔とあるマンションで一人暮らしをしていた時、その部屋というか、その部屋で使っていた電話番号はしょっちゅう人が入れ替わるみたいで、色々な人宛に電話がかかってきていました。

その中で1件、警察から「〇〇さん、あなただってことははっきりしてるんだから出頭してください。逃げられませんよ」みたいな電話がかかってきてすごいびっくりした記憶があります。

わたしじゃないです。色んな人宛に電話がかかってきて困ってるんです。と説明したんですが、最初すごい怪しまれてしどろもどろになりながら話しました。
あの人、ちゃんと出頭したんだろうか?

もしオービスがピカッと光ってしまって呼び出し状が届いたら、無駄な抵抗をせずに速やかに出頭しましょうね。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

では、また。
ごきげんよう。

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